将軍 渭城に猟す
風勁角弓鳴
将軍猟渭城
草枯鷹眼疾
雪尽馬蹄軽
忽過新豊市
還歸細柳營
同看射(周篇+鳥)處
千里暮雲平
風勁くして角弓鳴り
将軍 渭城に猟す
草枯れて鷹眼疾く
雪尽きて馬蹄軽し
忽ち新豊の市を過ぎて
還だ細柳の営に帰る
ちょうを射し処を回看すれば
千里暮雲平らかなり
王維 作の漢詩・観猟を書 いた。
詩の内容は、王維も参加した或る武将の狩りの模様を詠んだものである。
当時の狩猟は武士達の訓練であり、日本に於ける鷹狩りなどもこの流れを汲むものであろう。
獲物を追う借りの模様が活き活きと伝わって来る。
0 件のコメント:
コメントを投稿