参差荇菜
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関雎
詩経の代表的な作品『関雎』
『詩経』の冒頭に収められている詩であり、
古来、婚礼の席で歌うべきめでたい歌だとされてきた。
大意:
ミサゴの夫婦が川の中州で和やかに鳴きかわしている。
あのミサゴの妻のような美しい乙女こそ、君子の妻とするに相応しい。
生い茂った水菜は左右に求めて食卓を飾るべきものだ。
それと同じように、美しい乙女を、君子は寝ても覚めても探し求めるものだ。
探しても見つからず、寝ても覚めても思い焦がれる。
残念のあまり、寝返りばかり打ち続ける。
生い茂った水菜は左右に摘んで食卓を飾るべきものだ。
そのようにして手に入れた美しい乙女は、琴や瑟を奏でて迎えよう。
生い茂った水菜は左右に選び取って食卓を飾るべきものだ。
そのようにして迎えた美しい乙女は、鐘や鼓を鳴らして迎えよう。
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