酔狂 Calligraphy

2013年5月6日月曜日

初夏の俳句を書く  鯉のぼり



鯉幟(こいのぼり)は旧暦5月5日の端午の節句に、男児の健やかな成長を祈って立てる。
これは鯉が出世魚で、立身出世につながり縁起が良いためである。
新暦では5月5日は春であるが、旧暦では夏にあたる。
ゆえに、端午も鯉幟も夏の季語である。



こいのぼりかたちがあってないような   山崎聰

2013年5月5日日曜日

初夏の俳句を書く  若葉風



太陽の光を透かして見える若葉には、筆舌に尽くし難い美しさがあり、
木の種類によってもまた、おのおの独自の色相を持っています。
晴れた日ばかりか雨の風情にも 


往き来する天空回廊若葉風藤生理可


2013年5月4日土曜日

初夏の俳句を書く  牡丹




花の王といわれる中国渡来の花。初夏、白や紅、黒紫など芳香のある大輪の花を咲かせる。
花の姿は華麗で、寺社の庭園などで観賞用に栽培されてきた。漢詩人、なかでも白楽天が
好んで詠んだ。俳句でも牡丹の名句が多く詠まれているが、画家でもあった蕪村にとりわ
け多い。奈良の長谷寺、当麻寺が牡丹の寺として有名である。

この世から三尺浮ける牡丹かな   小林貴子